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2008年02月26日

"Appleスタイル"という幻想

AppleはWidgetをMacOSにとても上手く取り込んだと思う。
Vistaのソレも「パクリ」と言われるありさま。

後年WindowsがMacに似すぎていると文句を言った
スティーブ・ジョブズ(以後S.ジョブズ)に対し、
Microsoft社のビル・ゲイツが
ゼロックスの家に押し入ってテレビを盗んだのが僕より先だったからといって、
それで僕らが後から行ってステレオを盗んだらいけないってことにはならないだろう

と言い放ったという話がある。
出典

なんだか聞いた事のある話だな。
心の中で小さな違和感が声を上げたのでエントリ。

Konfabulator!
Uploaded with plasq's Skitch!

このキャプチャはkonfabulator(コンファビュレータ)という
とてもカッコイイwidgetを提供していたオリジナルの人たち。

OS Xを利用する喜び、格好良さをひきたてる最高のサービスを提供していた。
そのスタイルはすごくwebな人たちにインパクトを与えたし、
Appleが彼らを買収するんじゃないか?みたいな噂も流れていたように思う。

しかし、大方の予想を裏切って、いや、
良くも悪くもAppleを昔から知っている大方の予想通り、
あたかも自分が発明したかのような体でAppleは「Dashboard」を発表した。

ブチ切れた中の人たちはこのキャプチャのように、
さあパクれよ?クパチーノ!(Appleの所在地)」
とからかって見せたわけだ。
皮肉にもこの文句はAppleが彼らのイベントでOS Xの先進性を
さあパクれよ?レドモンド!(Microsoftの所在地)」
とからかった事じたいのパクリだ。

今でも歴史の証人として、webarchiveで当時の様子が見れる。

結局彼らはyahoo!が手に入れ、
往時のURLにアクセスするとyahoo!の該当ページにリダイレクトされる。
(当然のようでいて、とても幸せを感じるのはこういう瞬間。)

しかし、ここでもう一度考えてみると、結局はそういういきさつも含め、
何も知らないユーザーが意識せず使えるように、
周到に準備してあげることが、利用者にとって一番幸せなのだということに気付く。

ポータブルmp3がゴロゴロしてた時代、
シリコンプレーヤも当然ありふれてた頃にiPodっていうわかりやすさを提供したこと。
何年も前からiTunesをFreeで配って、
熱心に音楽プレーヤーとして普及させてた事も忘れちゃいけない。
デザインや編集や音楽に疲れた時、
CDをゴソゴソ探さなくても音楽が聞けるプレーヤーは魅力的だった。
ビジュアルエフェクトをフルスクリーン表示させて、
静かにアンビエントをかけておくと
「Macで良かったなぁ」と心の奥からしあわせに思えた。

Parallelsが買収されるという噂が出た時、「それはないな」と思ってたことの答えは
MacBook Airに触れた時に確信になった。
あまたの「好評、不評」の軸とは全然違う、「体験」だった。

スピンドルのうなりを聞く事のない静けさの中で、
本当に必要なソフトウェア以外は一切入れないで使う。
本当に必要な行為だけをするために使う。

MacBook Airのために、Parallelsとも、もちろんWindowsともさよならした友人は、
当然のようにスピンドルレスを選んでいた。

こういう文化を共有する人たちのためにAppleスタイルはあるのだろう。
Appleスタイルを作っているのは、
こうしたユーザーそのものであって、Appleだけでは成立しない。
屋台骨を創ったApple IIの時代から普遍なのだろう。

ちょっと良いな、をスノッブにしないでキチンと格好良く、幸せに、誰にでもわかるように。

一言で言えるからと言って簡単に実行出来るものではないですなぁ。

2008年02月12日

安全なたべものづくりと地域のしあわせは両立する

ようこそ、日本のイチゴ生産の発祥の地へ!

こもろ布引いちご園は信州でも雨がすくなく風光明媚な浅間山麓、千曲川と鹿曲川の渓谷に挟まれる標高800メートルほどの広い丘陵である御牧ヶ原台地にあります。名前の通り、奈良時代末に馬を朝廷に献ずる勅旨牧(御料牧場)に指定された土地なのですが、そこはまた、知る人ぞ知る「日本でいちばん最初にイチゴ生産がはじまった地」とも言われています。

長野県小諸市。

日本のイチゴ生産がはじまったと言われる場所で、また新しいものづくりの幕開けがあったそうです。
こもろ布引いちご農園を営む、倉本強さん。

OKIで独自仕様のシステムをPCにリプレースする仕事をしながら培った技術と、
もともとあたためていた植物工場のアイデアで、
インターネット標準技術を用い、計測・制御機器の統合を行いながら、
データ駆動でのいちごづくりをしているそうです。

まだ実際に農園にうかがったわけでもありませんし、
農薬利用に関してどのような施策をなさっているのかは存じませんが、
決してケミカルに無理をせず、今ここにあるITや工夫を積極的に活かす事で、
安全なべものづくりをはじめているのだと思います!

なんとか時間を作って、一度訪れてみたいと思います。
ちなみにホームページによるとなんと今現在でもいちご狩り行えるそうです!!

2008年02月08日

はてなダイアリーが乗っ取られてます

こんにちはこんにちは!

はてなダイアリーがおかしなことになってるよ?

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Uploaded with plasq's Skitch!

くわしくはこちら

早くも収束。立派です。

2008年02月06日

MacBook Airさわれます

IMG_0207.JPG

もうストアに置いてあるですよ。写真はShibuyaだと思われます。
実際もうデリバリーされたrintaroによれば不快な手のひらが熱くなる現象もないみたい。
金属筐体が気持ち悪くなければ買いだと思います。
環境光センサーがとてもいい感じ。
暗くすると画面の照度を下げ、キーボードのバックライトも自動的に点けてくれます。
エレガント。

ネットつながってたらいつでもテレビ見れるのね。

地上テレビのIP再送信が楽しめます。合法的?に。

作者さんのブログはこちら。
なんと、総務省のお墨付きだそうな

戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)-情報通信分野における戦略的な競争的研究資金-に採択された、次世代P2P型コンテンツ流通高度化技術に関する研究開発なんだそうです。

WindowsならXP、Vistaで動作。確認してないけど2000でも動くそうですよ!
MacなあなたにはParallels(リンク先で詳しく紹介されてます)をおすすめします。

放送局さんの合意が微妙なのかチャンネル名でなく放送局のある場所がチャンネル表記になってますw

このKeyHoleTV、KeyHoleVideoの方を使えば配信も出来ちゃいます。持ってる人同士なら複数人でのビデオチャットも出来ちゃうみたい。

なんとWindows Mobile版もあるからWindowsケータイな人なんてワンセグより便利かも(言っちゃマズいのかなこの発言)公式サイトによれば

E-Mobile (ワイヤレスLANでは動作しません) NTT HTC-Z (ワイヤレスLANのみ) HP Ipaq AT&T BlackJack (GPRS) AT&T 8525 (GPRS,ワイヤレスLAN) T-Mobile Dash SoftBank X01HT X02HT

という事らしいです。たぶんイーモバはEM・ONEの事だと思われ。

本気でレートを上げれば相当な画質になりそうですが、大人の事情で抑えているのでしょう。
普通のいまどきのケータイでワンセグを圧倒しちゃうのはマズいもんね…

2008年02月05日

防衛省のファンネル的ミサイル防衛兵器が実験成功

これで枕を高くして眠れる?

こんなものいらない?

2008年02月04日

食品が危険な事よりも思考停止のほうが危険だ

「毒入りギョウザ」というものものしいキーワードでマスコミを騒がせている問題。

中国の国家品質監督検査検疫総局幹部は、中国製ギョーザによる中毒について、日中両国の関係当局者が「(殺虫剤混入の経緯に関する)最終結論が出る前は、いかなる主観的意見も公表しない」との方針で一致したそうだが、日本の国会議員の幾人かは「中国製食品の輸入を全面停止すべきだ」というファンタジックな発言をしているそうだ。あるテレビ番組の世論調査でもおよそ80%もの人が同じ意見との事。

いったいどれだけ平和ボケすれば気が済むんだろうか。現状流通しているものも含めて全て中国製の食品を撤廃する事がどういった事態を引き起こすのか、冷静に考えた事があるのだろうか。

自国の利益を最優先することは、ある程度許容される事だとも言えるけど、自国の利益のためだけに他国を振り回したり、大幅な生産計画の変更を強いられるような行動、食品取引の相場が混乱するような行動を取ることの意味を、タイ米騒ぎで少しは学んだのかと思ってたけど、学ぶことも思考する事もないような人が増えているような気がしてならない。

行方不明になったアーチャリーのしわざなのでは?くらいの妄想を働かせてもバチはあたらないと思うのだが。

2008年02月02日

ナチスという時代を考える

わりと最近読んだ本の中で印象に残った一冊。

ナチスの発明

ナチスという時代は何だったのかを改めて考える契機になった本でした。

いきなり話飛ぶようですが、このブログのタイトル「naotakegymnasium」の由来は、
私ことnaotakeが自分自身というものを選び取った瞬間に由来しています。
ギムナジウム、という言葉の由来はWikipediaにある通り

主に大学への進学を希望する子供たちが進学する学校で、9年間の日本でいう中高一貫教育で、
ギリシア語、ラテン語、ヘブライ語などの古典語や、英語、フランス語などの
近代語、理数系の教科に重点を置いたものなど、いくつかの学校のタイプがある。

というわけでまあ、中高一貫の名門校の受験を、母親の期待を背に志し、
12歳のnaotakeは、結果的には
naotakegymnasiumという学校に入学したのだ、という話だったりします。
(単純に中学受験に失敗しただけだろっていう突っ込みはあえて大歓迎)

中学、高校の間は内緒にしていた自分だけの中に存在する
「naotake学園」だったわけですが、
そもそも小学生がなぜ「ギムナジウム」なんていう難しい言葉を知ってたのかって言うと、
アドルフに告ぐの中の1コマで出会って図書館で調べたのがきっかけ。
(当時はインターネットは身近ではなかったため)

そもそも虚弱体質で泣き虫だった自分を後押ししてくれた母に対して、
その期待を裏切るカタチで生きようと決断した事、
その決断をした事の背後にあった思いとは何だったのかあらためて思い返す契機にもなりました。

このナチスの発明を読んで痛切に感じるのは、
秩序はゆるやかな発展を育み、早すぎる発展を望むものはバランスを崩すのだなぁという知見。
ナチスは(というよりもヒトラーという人は)才能のある若者に絶大な権限と責任を与え、
巨大な仕事をさせた。良くも悪くも。

結局、時代と言う奔流を振り返ってみれば、
そこには一人の悪者や一人のヒーローが居る訳じゃなくて、
その時に行動していた一人一人に責任があるという。

今自分がいる場所、今自分が所属している社会で
「政治が悪い」「政府が悪い」「企業が信じられない」
犯人探しをするのは、自分の出来る問題をひとつひとつ解決していく事よりも
簡単で気持ちいい事なんだねっていうのは昔から変わらないんだな、とも。

このブログを読んでくれているようなあなたは
きっと自分自身の真実をきちんと探して見つけ出そうとしてくれている人な気がするので、
こういうリンクも参考に置いておきます。

本に書かれている説明そのものの真贋を疑え。
テレビが言ってる真実を疑え。
映像に映った真実を疑え。
先人が語る歴史を疑え。

って懐疑主義みたいですが、
最近あまりにも無邪気な人が世の中増えすぎてるような気がして心配です。
マスメディアの語る事の大半が印象操作だという事すら気付かないのって
何かのSF映画みたいだなぁ。タイトル思い出せないけど。