ユーザーありき、という視点とKDDIデザイニングスタジオ
CNETで気になるエントリがあった。
最近ニコニコ動画運営に携わるひとのインタビュー記事が多いのだが、
その中でもちょっと気になるトピックがあったので引用。
CNET:「ユーザーのボランティア精神にひっかかるようにする」--ニコニコ動画運営のコツより。
例えばそのまま使ったらこうだよね、裏をかかれたらこうだよね、というのを、裏の裏まで含めて何パターンか想定しながら提供していきます。ただ、「これはこうやって使うものです」というのを決めつけないようにはやっています。
ユーザーが関与しやすい、ユーザーが好き勝手に利用しやすくするには、どうしたらいいのか。
という段階ではとどまらず、ユーザー動向の予測と要求の予測も当然行いながら、彼らはサービスを作っているのだ。
今、ケータイでユーザーが関与しやすいサービスが作れないかと考えているので、いい刺激になった。
計画をたてる上でこういった意見はとても参考になる。
座学だけでは煮詰るので、街へ出てみることにした。
ケータイ関連の書籍のチェックと共に、MediaFLOの実験も見れるという噂なのでKDDIデザイニングスタジオへ。
場所の確認、と思ったがオフィシャルサイトに行ってみたら超Flashで(悪い意味で)びっくり。
そして地図の住所はコピペすらできず、結局google先生に聞いてようやく解決。
おめあてのメディアフローは見る事が出来たものの…
他は見るべきところがなかったとも言える。
音楽ケータイや「LISMO」はいわゆる「PCユーザー」には訴求するのかもしれない。
楽曲が少ない印象を受けたけど、今のヒット曲しか追っていないユーザーには十分なのかも?
他にもKDDIといえば旧光プラスTVとか含めていわゆるトリプルプレイを統合したことで、リビングルームの提示、その他アトラクション的施設、先進開発の成果的なもの(人体データ通信など)も展示されていたけど、結局のところ彼らはユーザーに何を提供したいのかの全体像が見えなかった。
収益性やターゲットは見えてくるけど、利用すること以上の「関与すること」への答えはなかった。
逆説的にいえばそういったものを模索するための場所として意味のある所なのかも。
NTTやソフトバンクの取り組みはどうなっているのか?にも引き続きチェックしていきたい。
また、結局はキャリア横断的な「勝手サイト」にこそ価値があるのではないかという認識を深める結果にしかならないのだろうか?本当の意味でインテグレートされたサービスを出せるチャンスがあるのだから、本当はキャリアにこそ頑張って欲しいと思うのだけど、それは外部にいるからこそ言える意見なのかも知れない。
本当の意味でのユーザーのメリットって何なんだろう。
特に使い古された「トリプルプレイ」実現の向こうに何が見えるのかを次回また書いてみたい。



