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ユーザー・エクスペリエンスに責任を持てないのが携帯電話サービス事業者なのか?

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リッツ・カールトンなどの高級ホテルに一歩踏み入れるとそこは別空間。そのユーザー・エクスペリエンスを提供しているのはいったい誰でしょう?」と始める。「おもてなしの責任者は、ホテルを設計したアーキテクトでもなければ、ホテルを建てたゼネコンでもありませんよね。それはサービスを提供しているリッツ・カールトンそのものです。

「サービス」を提供すること事業とする者

これがサービス事業者の時宜なのは明らかだが、サービスを提供しておきながら
ユーザー・エクスペリエンスに責任を持てないサービス事業者がたくさんいるのだろうか?

携帯電話サービスのユーザー・エクスペリエンスは誰が責任を持つべきか?
http://satoshi.blogs.com/life/2006/07/post_9.html

を読みながら感じた違和感と共に私見。

これ、おかしくありませんか?ユーザー・エクスペリエンスで最も重要な役割を果たすユーザー・インターフェイスが、どの通信事業者のサービスを使おうと同じだなんて。

http://www.cingular.com/
http://www.t-mobile.com/
http://www.dobson.net/

の3つの携帯電話会社のスライドを表示して
これらの携帯のユーザー・インターフェースが同じだと言っている。

satoshiさんの言わんとすることに、かつては同意出来ていたのだが、
最近気付いた事としては、

同じでいいこと

同じじゃいけないこと

の側面を熟慮する必要がある、ということ。

そういった意味では同じであって欲しい箇所の部分に該当すると思われるのが、
こういった「普段使い」のユーザー・インターフェースではないかと私は思っている。

メールのアイコンの場所、ボタンの場所。
カメラ起動の場所、カメラ起動の作法。
インターネット閲覧、JAVAアプレット起動の方法、電話のかけ方、電話帳の登録…

それらの機能の有無も含めて、ハードウェアごとにボタン位置も設定も異なり、
端末メーカーごとに異なり、
通信事業者ごとに異なり…

果たしてこれが幸せなのだろうか?

しかし、それらが未整備のまま混迷を極めているように、
ユーザエクスペリエンスを重視した携帯電話会社が存在しないというのは、
日米とも変わらない状況であるということが読み取れる。

でも、通信事業者の中にも、ユーザー・エクスペリエンスを重視している企業があります。最近、北米でさかんになったMVNO(Mobile Virtual Network Operator)が良い例です。

ここでUIEvolutionとしては絶賛アッピール!!である。
ESPN Mobileの紹介である。
http://mobile.espn.go.com/

ESPNご存知のない旨に簡単に説明するとすれば、日本では想像がつかないくらいのレベルで
スポーツ好きなアメリカの人たちむけの、超ウルトラスポーツ専門テレビチャンネルである。

ケーブルテレビなんかで見たことあるんじゃないかな?
同じくらいの特化したチャンネルを日本で想像すれば、パラダイステレビ放送くらいだろうか。

そのチャンネルさんが、それ(スポーツ)大好きなお客さん専用の携帯をMVNOでつくる!!

なんてエキサイティングなんだろうか、とは確かに思うのだ。

釣りチャンネルが提供する釣り携帯。
GPSは当然搭載した完全防水仕様。10気圧防水だから浅瀬なんてへっちゃら!
必殺の釣りポイントまであなたを完全ナビゲート!!


音楽チャンネルが提供するミュージック携帯


グルメなあなたをナビゲートするぐるなび携帯!
今ならカロリー計算を元にアドバイスするピラティスコンテンツ付き!

とかとか。

妄想は果てしない。

ところで、このMVNO、なんちゅうわかりにくい単語じゃ…というのはおいといて
IT用語辞典によると、


携帯電話などの無線通信インフラを他社から借り受けてサービスを提供している事業者のこと。
無線通信サービスの免許を受けられるのは国ごとに3〜4社程度しかないが、
免許を受けた事業者の設備を利用することで、免許のない事業者も
無線通信サービスを提供することが可能になる。

 多数の社員用の携帯電話回線を企業と一括契約して
通話料の公私区分サービスを提供したり、独自のデータ通信サービスを提供したりと、
なんらかの独自サービスを付加して再販している事業者が多い。
この点で、MVNOは単なる携帯電話販売業者とは異なる。

 日本ではあまりなじみのない業態だが、
ヨーロッパでは英VirginグループのMVNOである「Virgin Mobile」をはじめ、数多くのMVNOが存在する。
日本初のMVNOは、法人向けの携帯電話回線ホールリセールなどを手がける日本通信である。

とのことだ。

さて早速日本の状況視察のために日本通信をのぞいてみた


無線通信の提供、という意味では、ある程度アレなのかもしれないが、
技術やビジネスロジック有線すぎて、顔の見えないサービスだと感じた。

まだまだこの領域は未開拓のフロンティアだとあらためて希望に胸をふくらませたが、
逆に考えれば未開の領域の中でエンドユーザは(もちろん私も含めて)
不自由な現状に苦しんでいる、ということの証左でもある。

まだまだ、やらなきゃいけないことがあるよね。
こういうアプローチを考えてる人もいるみたいだけど、まだまだ盛り上がってない事は確かだし、MVNOである意味がはっきりするような携帯の使い方を、
イメージしていくのは大事なんじゃないだろうか?

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